豆知識コラム

振袖の帯の選び方|柄と色の合わせ方で印象が決まります

コラム

振袖を決めたあとに「帯はこれでいいのかな」と迷う方は多いです。振袖の帯は、振袖の次に面積が大きく、体の真ん中にあるので、合わせ方ひとつで写真の印象が変わります🌸 ここでは、えどしるふの店頭でよくお伝えしている帯の選び方を、柄と色に分けてご紹介します。

振袖の帯は「振袖の色と反対の色」か「柄の中の1色」で選びます

振袖の帯を選ぶときの考え方は、大きく2つです。ひとつは、振袖の地色と反対の色を合わせて、帯をはっきり見せる方法。赤い振袖に緑や黒の帯、水色の振袖に金や赤の帯、という合わせ方です。写真で帯がくっきり写るので、後ろ姿がきれいに決まります✨

もうひとつは、振袖の柄の中にある色を帯に拾う方法です。柄に金が使われていれば金の帯、白い花が入っていれば白っぽい帯、という選び方で、全体がまとまって上品に見えます。

かっこよく見せたいなら反対の色、やさしく見せたいなら柄の中の1色。まずはこの2つのどちらにしたいかを決めてみてくださいね😊

赤いレトロ柄の振袖に緑の帯を合わせた後ろ姿。振袖の帯を反対の色で選んだ例

黒地の帯は、どんな振袖も引き締めてくれます

迷ったときに頼りになるのが、黒地の帯です。黒地に紅白の柄が入ったレトロポップな帯は、かっこいいコーディネートはもちろん、カラフルな振袖やポップな振袖に合わせても全体がぎゅっと締まります。

大きな花の部分がベロア調になっている帯のように、生地の変化がある帯は、見ても触れても楽しめるところがいいところです🎀 写真に写ったときに、帯だけ質感が違って見えるので、立体感が出ます。

黒い帯は「重く見えないかな」と心配される方もいますが、帯揚げと帯締めに明るい色を入れれば、重さは消えます。

振袖に合わせる帯は「袋帯」です

振袖に合わせる帯は、袋帯(ふくろおび)と呼ばれる幅の広い長い帯です。長さがあるので、立て矢や文庫といった華やかな変わり結びができます。普段着の着物に使う名古屋帯とは長さも格も違い、振袖には袋帯を合わせるのが決まりです。

えどしるふの振袖レンタルプランでは、20点フルセットの2番目に袋帯が入っています。レンタルでも小物選びは自由ですので、振袖に合わせて袋帯を選び直せます。

帯の柄は、全体に柄が入った「全通」と、結んだときに見える部分だけに柄がある「六通」があります。着たときの見た目はほとんど変わりませんので、柄の雰囲気と色で選んでいただいて大丈夫です🌿

矢絣・麻の葉の帯は、古典柄でもイマドキに着られます

矢絣(やがすり)は、矢羽根を並べた柄です。昔から「放った矢は戻らない」と言われて縁起のよい柄とされてきました。金と朱の色づかいの矢絣の帯なら、古典的になりすぎず、今の着こなしに合います。大柄の矢なら、粋なコーディネートにもよく合いますよ🌿

麻の葉(あさのは)は、六角形を組み合わせた柄で、麻がまっすぐ丈夫に育つことから、子どもの健やかな成長を願う柄として親しまれてきました。クリーム色とターコイズブルーのような洋風の色づかいの麻の葉なら、古典柄でもおしゃれな印象になります。

「古典柄は手が出しにくい」と感じている方ほど、色づかいが今風のものを選んでみてください。柄の意味は古典のまま、見た目は今の雰囲気になります。

淡いピンクの古典柄の振袖に金の帯を合わせた後ろ姿。振袖の帯を柄の中の色で選んだ例

金・銀の帯は古典の王道。柄の中の色を拾うと上品にまとまります

古典柄の振袖に金や銀の帯を合わせるのは、いちばん王道の組み合わせです。振袖の柄に金彩が入っていることが多いので、帯の金と呼応して全体がまとまります。

金の帯というと派手に思われがちですが、帯揚げと帯締めを振袖の地色に近い色にすると、落ち着いて見えます。逆に帯締めに赤を1本入れると、一気に華やかになります。帯は同じでも、帯締め1本で雰囲気が変わるのが面白いところです😊

帯結びと帯締め・帯揚げで、最後の仕上げをします

振袖の帯は、結び方でも印象が変わります。ふっくら立体的に結べば華やかに、すっきり結べば大人っぽく見えます。えどしるふでは、お嬢様の雰囲気と振袖の柄に合わせて、着付けのときに結び方をご提案しています。

帯締め(帯の真ん中を締める紐)と帯揚げ(帯の上に少し見える布)は、帯の色に対して「なじませる」か「差し色にする」かで選びます。帯が主役なら小物はなじませる、帯がシンプルなら小物で差し色を入れる。この順番で考えると迷いにくいです🌸

小物の合わせ方は、振袖の着まわし術のコラムでもくわしくご紹介しています。

白地の振袖に紫の帯を合わせた後ろ姿。振袖の帯の結び方で華やかさが変わる例

お母様へ:ママ振袖は帯を替えるだけで今の雰囲気になります

お母様の振袖を着る方で、「振袖は気に入っているけれど、帯が古く見える」というご相談はとても多いです。振袖の帯を新しくするだけで、イマドキのコーディネートに変わります。

えどしるふのママ振袖プランでは、袋帯を含む5点を替える「レギュラーアレンジセット」88,000円(税込)、袋帯・草履バッグ・ショールまで7点を替える「プレミアムアレンジセット」165,000円(税込)をご用意しています。帯を替える前提で、振袖の寸法チェックや汚れの確認は無料のお振袖クリニックで承ります。

くわしくはママ振袖プランのページをご覧ください。

レンタルの方も、振袖レンタルプランは20点フルセットに袋帯が含まれていて、小物選びは自由です。振袖を決めてから、帯を何本か当てて見比べてみてください。

振袖の帯で、よくある疑問

帯は振袖と一緒に決めるものですか?

一緒に決めるのがおすすめです。振袖だけで決めると、帯を当てたときに印象が変わって迷い直すことがあります。店頭では振袖に帯を当てた状態で見比べていただいています。

派手な振袖に、派手な帯を合わせてもいいですか?

合わせられます。ただ、どちらも主張が強いと写真でごちゃついて見えることがあるので、帯揚げ・帯締めは落ち着いた色にして、全体のバランスを取るのがコツです。

帯の柄に意味はありますか?

矢絣や麻の葉のように、昔から縁起のよい意味を持つ柄があります。意味で選ぶのも楽しいですし、意味は気にせず好きな色柄で選んでも大丈夫です。振袖の柄の意味は振袖の古典柄の意味のコラムにまとめています。

帯が重くて苦しくなりませんか?

袋帯は長さがあるぶん重さもありますが、着付けのときに帯枕や帯板で支えるので、結び終わると体にそって安定します。苦しいときは着付けの最後に必ずお伝えくださいね。

帯の結び方は、いつ決めますか?

着付けの当日に、お嬢様の雰囲気と振袖の柄に合わせてスタッフがご提案します。「ふっくら華やかに」「すっきり大人っぽく」など希望があれば、試着のときに伝えておいてください。前撮りで結んだ形を見て、当日は変えることもできます🌸

写真で帯をきれいに見せるコツはありますか?

後ろ姿のカットを必ず1枚残すことです。帯結びは正面からは見えないので、前撮りでは少し振り向くポーズや、横から帯の立体感が分かる角度で撮ってもらうと、帯を選んだ甲斐があります📷

帯揚げと帯締めは、帯と振袖のどちらに合わせますか?

帯が主役ならなじませる、帯がシンプルなら差し色を入れる、が基本です。迷ったら帯締めだけ振袖の地色にそろえてみてください。それだけで全体がまとまります。

帯は、実際に振袖に当ててみると答えが早いです。ご来店予約からお越しください🌿 カタログはカタログ請求からご覧いただけます。

振袖選びは、お気軽にご相談ください

姫路本店 079-223-1117 加古川店 079-426-0588
(10:00〜19:00・水曜定休)