振袖の保管方法|成人式のあと自宅でしまう手順と、カビ・シミ・虫を防ぐコツ
成人式で着た振袖を、次に着る日まできれいに残しておきたいですよね👘
そこで悩むのが、自宅での振袖の保管です。
振袖は、しまい方ひとつで、何年たってもきれいなままにもなれば、気づかないうちにシミやカビがついてしまうこともあります。
成人式のあとにすることから、たたみ方、収納場所、年に一度のお手入れまで、振袖の保管の基本をまとめました😊
むずかしくないので、ひとつずつ見ていきましょう。
振袖の保管で気をつけたい、4つの原因
振袖を傷める原因は、大きく分けて4つあります。
・湿気:カビやシミのもとになります
・虫:絹やウールなどの天然素材は、虫に食われることがあります
・汚れ:汗や皮脂、食べこぼしが残っていると、時間がたってから黄ばみやシミになります
・光:日光や蛍光灯の光に長く当たると、色があせたり変わったりします
振袖の保管は、この4つをどう避けるかがポイントです🌿

写真のような白や淡い色の振袖は、汚れや黄ばみが目立ちやすい色です。
淡い色の振袖ほど、しまう前のお手入れを丁寧にしておくと安心ですよ😊
成人式のあとに、しまう前にすること
1.脱いだらすぐに、ハンガーにかけて湿気を飛ばす
成人式の一日を過ごした振袖には、体温や汗の湿気がこもっています。
脱いだらすぐにたたまず、着物用のハンガーにかけて、風通しのよい部屋で半日から一日ほど陰干ししましょう🌿
直射日光の当たる場所は、色あせの原因になるので避けてくださいね。
2.汚れやシミがないか、明るい場所で確認する
陰干しをしながら、衿元や袖口、裾を中心に汚れがないかを見ておきます。
ファンデーションや口紅、食べこぼし、泥はねなどは、その日のうちは目立たなくても、時間がたつと黄ばみやシミになって浮き出てきます。
汚れを見つけても、自分でこすったり水をつけたりするのは避けてください。
着物のお手入れを扱うお店に相談するのがいちばん安全です。
3.長襦袢と小物も、同じように手入れする
振袖の下に着る長襦袢は、肌に近いぶん汗を吸っています。
衿元の半衿も、ファンデーションがつきやすいところですね。
長襦袢や半衿、帯も、振袖と同じように陰干しして、汚れを確認しておきましょう。
4.クリーニングに出すかどうかを決める
目立つ汚れがなくても、一日着た振袖には汗や皮脂がしみこんでいます。
しばらく着る予定がないなら、しまう前に着物のクリーニングに出しておくと、あとから黄ばみが出るのを防ぎやすくなります。
着物のクリーニングには、振袖全体を洗う「丸洗い」や、汗をしっかり落とす「汗抜き」、部分的な汚れを落とす「シミ抜き」などがあります。
どれが必要かは汚れ方によって違うので、振袖を見てもらいながら相談すると安心です😊振袖に取扱い表示(洗濯表示)が縫いつけられている場合は、素材やクリーニングの方法が記号で示されています。
記号の意味は、消費者庁の洗濯表示のページで確認できます。
クリーニングから戻ってきた振袖がビニールに包まれていたら、そのまましまわないでくださいね。
ビニールの中は湿気がこもりやすく、カビの原因になります。
ビニールから出して、たとう紙に包み直しておきましょう。
振袖のたたみ方の基本:たとう紙に包んで平らに
着物のたたみ方で、平らにたたむ
振袖は、着物の縫い目に沿ってたたむ「本だたみ」という方法でたたみます😊
縫い目どおりに折ると、余計なシワがつきにくくなりますよ。
振袖は袖が長いので、たたむときは広い場所でゆっくりがおすすめです。
たたみ方が分からない、うまくたためないというときは、無理に折り目をつけずにお店に相談してくださいね🌸
たとう紙に包んでしまう
たたんだ振袖は、着物を包むための和紙「たとう紙」に包みます。
たとう紙は湿気を吸ってくれるので、着物の保管にぴったりです✨ただ、たとう紙も長く使うと湿気を含み、茶色いシミが出てくることがあります。
たとう紙に変色が見えたら、新しいものに取り替えてあげてください。

振袖の収納場所と、収納具の選び方
湿気がこもらない、高い場所に
振袖をしまう場所は、湿気がこもりにくく、日の当たらないところを選びます。
湿気は低いところにたまりやすいので、押し入れなら下の段より上の段がおすすめですよ😊
桐のたんすは、着物の保管に向いている
着物の保管には、昔から桐のたんすが使われてきました🌿
桐は湿気を通しにくく、虫がつきにくい木といわれています。
ただ、桐のたんすがなくても、振袖はきちんと保管できますよ。
桐のたんすを使う場合も、長く閉めたままだと中に湿気がこもるので、晴れて乾いた日には引き出しを開けて風を通してあげてください。
ハンガーにかけたままの保管は避ける
陰干しに使った着物用のハンガーに、振袖をかけたままクローゼットへ…というのは、実はおすすめできません。
長い間つるしておくと、振袖の重みで生地に負担がかかり、ほこりや光も当たりやすくなります。
陰干しが終わったら、たたんでしまいましょう😊

写真はイメージです。
衣装ケースに入れるなら、除湿剤を一緒に
プラスチックの衣装ケースにしまう場合は、振袖を折り曲げずに平らに入る大きさを選びましょう。
ケースは湿気がこもりやすいので、着物用の除湿剤を一緒に入れて、ほかの衣類と重ねないようにしてくださいね。

写真はイメージです。
防虫剤は一種類だけ、着物に直接ふれさせない
防虫剤を使うときは、一種類だけにしてください。
種類の違う防虫剤を一緒に入れると、薬剤が反応して着物にシミができることがあります。
着物に直接ふれないよう、たとう紙の外や収納具の隅に置いてください。
年に一度は、振袖を広げて風を通しましょう
しまいっぱなしの振袖は、気づかないうちに湿気を含んでいきます。
年に一度か二度、晴れて空気が乾いた日に、振袖を広げて陰干しする「虫干し」をしてあげましょう🌿

写真はイメージです。
虫干しのときは、シミや変色、虫食いがないかも見ておきます。
早めに見つけられれば、お手入れで直せることもありますよ😊たとう紙の取り替えも、このタイミングで行うと忘れません。
虫干しに向いているのは、湿度が低く、晴れの日が続く時期です☀️
雨の日や、雨が上がった直後の湿った日は避けましょう。
干すのは日の当たらない風通しのよい部屋で、2〜3時間ほどが目安です。
取り込んだら、熱と湿気が抜けてからたたんでしまいます。
しまっていた振袖からカビのようなにおいがしたり、白い点のようなものが見えたりしたら、カビが出はじめているサインかもしれません。
広がる前に、早めにお店に相談してくださいね。
帯や小物、草履の保管も忘れずに
振袖と一緒に使った帯や小物も、それぞれに合った方法でしまっていきましょう😊
・袋帯:振袖と同じように陰干しし、たたんでたとう紙に包みます
・帯締め:房が乱れないよう、房に紙を巻いてからしまいます
・帯揚げ・重ね衿:シワにならないよう、平らにたたみます
・草履:汚れを落として陰干しし、形がくずれないよう箱に入れます

金や銀の糸が入った帯は、湿気で糸が変色することがあります。
帯も振袖と同じく、湿気の少ない場所へ。
振袖の保管と同じタイミングで、帯や小物もまとめて虫干しすると手間がかかりません✨
保管していた振袖を、もう一度着るときは
お母様の振袖を、娘さんの成人式に
きれいに保管した振袖は、娘さんや妹さんの成人式で、もう一度着ることもできます💕
お母様やお姉様の振袖を受け継ぐ「ママ振袖」ですね。
えどしるふのママ振袖プランでは、帯や小物を替えて今らしくアレンジするセットをご用意しています。
しまっていた振袖を着る予定ができたら、成人式や前撮りの日の直前ではなく、早めに広げて状態を確かめておくと安心です。
シミや寸法のお直しが必要な場合も、時間に余裕があれば落ち着いて準備できますよ🌸
長くしまっていた振袖が着られるか分からない、広げたけれどたためない、という場合も大丈夫ですよ😊えどしるふの「無料お振袖クリニック」では、寸法のチェックやシミなどの汚れの確認、コーディネートのチェックをしています。
クリーニングや、広げた振袖がたためないといったご相談にも対応しています。
詳しくはママ振袖プランのページと、コラムママ振袖のすべてをご覧ください。
これから振袖を選ぶ方へ
これから成人式の振袖を選ぶ方は、成人式のあとの保管まで考えて選ぶのもひとつの方法です😊手元に残して長く着たい方には振袖ご購入プラン、成人式を身軽に迎えたい方には振袖レンタルプランがあります。
レンタルなら、成人式のあとに振袖を自宅で保管する必要はありません。
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土日祝は混み合うため、1週間以上前のご予約をおすすめしています。
おうちでゆっくり見たい方には、カタログ請求もご用意していますよ😊




